ライトシード有限会社 [基準値内でも食べるな危険] 福島原発に関する弊社の見解(放射能、水、食品)まとめ [放射能汚染Q&A]2012.02.16 長野県は安全ですか？ 最終更新日:2012/02/16

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■ご質問の要点

・長野県は安全ですか？
・汚染地域の食材を扱っていない店舗があれば調べていただきたい。費用等がかかるのか参考までに教えていただきたい。

■ご回答

2012.02.16掲載

●長野県は安全ですか？
　長野県は広く、群馬県側もあれば岐阜側もあり、詳しく調査しないと何とも言えません。放射能汚染に関しては、住んでいる地域や人によってかなり温度差がありますので、この点は何卒ご容赦下さい。
　野菜等では長野県内であれば長野県のどの産地まで目にする機会は多いと思いますが、関東では「長野県産」という表示が殆どです。関東では西日本の野菜等は比較的容易に購入できますので、私は長野県産を買う機会がありません。外食やカゴメ野菜ジュース等で長野県産が使用されることがありますが、個人的には判らないけど関東産と比べたらリスクが低いと考えられるため、仕方ないとして摂取します。放射性物質を吸収しやすいきのこ等は避けています。私は長野県に住んでおりませんので、長野県のどこの野菜が大丈夫か等に労力をかけるより、何も考えずに西日本の野菜を購入する方が無難なのです。本来であれば、放射性物質の降下量、吸収率、食品等の測定結果等を勘案して判断しなければなりませんが、現状では定量限界値が低い測定結果が無かったり、ガンマ線を放出しない人工放射性核種の状況が不明であったり、放射性物質が検出された食品の流通を止められなかったり、問題点がありますので、弊社としましては現時点では長野県産なら何でも摂取して良いと言うことができません。詳しく調べられる方を除いて、子供(幼稚園児)から大人まで解り易く教えるなら、現状では「愛知・岐阜・富山から西、無理なら北海道を選べば大丈夫」と言うしかありません。定量下限値とか放射性物質の降下量がどうのと言っても、理解が困難な方や調べようとしない方は少なくないと思われます。
　また、調査は原則私１人で行っており、長野県在住の方からの問い合わせや情報提供が殆ど無いため、弊社では時間の都合上、長野県の調査に重点を置くことができない状況です。弊社では中央本線等沿線(諏訪〜長野〜木曽)他の測定を実施いたしました。別途公開している資料の通り、一時的に少々高い放射線量を検出した箇所がいくつかありましたので、原発事故の影響は多少あると考えています。最後の方に記載している野生きのこで半減期の短いCs-134が多く検出されている点も同様です。
　長野県在住の方にはお役に立てず誠に申し訳ございません。もし、長野県の現状に詳しい方がおりましたら、情報をご提供下さいましたら幸いでございます。

これより後に掲載している測定結果は過去に調査したものです。

菌床施設栽培の汚染
2011.09.27採取 長野県木島平村(長野県北部) なめこ(施設栽培・菌床)
Cs-134:ND(約5Bq/kg) Cs-137:8Bq/kg
長野県
http://www.pref.nagano.jp/nousei/nousei/housyanou/housyasen3.htm
http://www.pref.nagano.lg.jp/nousei/engei/kensa/9.28kensa.pdf

露地栽培の汚染
2011.10.05採取 長野県栄村 原木なめこ(露地)
Cs-134:ND(約4Bq/kg) Cs-137:17Bq/kg
長野県
http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/ringyou/press/press111007-2.pdf


●汚染地域の食材を扱っていない店舗の調査について
2011.11長野県(群馬側)在住の方からの問い合わせの回答(一部修正)
　長野県の調査ですが、残念ながら時間の都合上、店舗の調査はできておりません。9月に名古屋の出張の通り道として中央本線等沿線(諏訪〜長野〜木曽)他で放射線量の測定を実施しております。現地調査ですが、費用を請求するようなものではありませんし、現地で生活する訳ですから、お店での購入となればご自身で出向かなければなりませんので、現状としてご自身の足でいくつかのお店を探すしかありません。現時点では弊社からは参考となる情報をご提供することしかできません。もし現地調査するとすれば、出張の通り道として組み込むことしかできないのが実情ですのでご期待に添えるかどうかは判りません。現地調査を行う際はホームページ上で公表しております。

群馬県に近い位置にあるためか、長野県の野生きのこの検査結果で酷い結果が出てきました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/nousei/nousei/housyanou/housyasen3.htm
2011.10.30採取 シモフリシメジ(野生きのこ・菌根性) Cs-137:210Bq/kg 軽井沢町
2011.10.24採取 チャノメツムタケ(野生きのこ・腐生性) Cs-134:600Bq/kg,Cs-137:720Bq/kg 佐久市
長野県内の野菜の測定は(財)日本食品分析センターで行っており、定量下限値が20Bq/kgのため実際に汚染されているかどうかの判断ができません。

地元のスーパーと思われるツルヤのチラシをチェックしてみましたが、茨城のレタスや大手メーカーの乳製品など関東と似たようなものが販売されているようですね。
http://www.tsuruya-corp.co.jp/shopping/index.html